denshikobo’s blog

PICプログラミングやPCの操作で感じた日々の由無し事を綴ります

プロジェクトPic-colo

デバッグ作業が勉強になった

おしなべてデバッグ作業は辛いものですが、勉強になることも多々あります。『自動機能の組み込み』では数日間のデバッグ作業を強いられましたが、不具合原因を探して調査を進めていていくつか判ったことがあります。 PIC_coloコンソールからリセット・コマン…

ちょっとズルをした

ようやくPIC_coloの自動起動を実現することが出来ました。 PIC_colo_Update2を使って自動起動する機能を組み込む所までは、すんなり進みました。PIC_colo_Update2が再起動する度にSTKPTRがインクリメントして行きます。 このコードをPIC_coloデバッガに移し…

PIC_coloデバッガに新機能を組み込んだ

早速、PIC_colo_Update2を使って、PIC_coloデバッガに新機能を組み込みました。 新機能対応のPIC_coloコンソール(Ver.1.00h)ですが見た目は変わりありません。 新たに組み込んだのは、フラッシュメモリを14bitワード単位で読み書きする機能です。 <コマン…

PIC_colo_Update2を作った

PIC_colo_Updateは割り込み禁止の状態でPIC_coloデバッガ相当の機能を果たすユーザ・プログラムです。PIC_coloデバッガを書き換えるために開発しました。 PIC_coloデバッガの機能追加は、PIC_colo_Updateを使って次の手順で行って来ました。 (1)PIC_colo…

自己完結するPIC_coloに少し自信を深めた

PIC_colo_miniのサンプル・プログラム6種が動きました。 最後のFlash_memoryでPIC_coloが動作異常を起こしました。ロードしたFlash_Memoryプログラムではなく、PIC_coloデバッガで停止したようです。Resetすると回復するので、プログラムを書き換えてしまう…

PIC_colo_miniでDAC_ADCサンプルが動いた

PIC_colo_miniで提供するサンプル・プログラムは以下の6種です。 (1)Blink(Lチカ)(2)sw_operation(3)dac_adc(4)pwm(5)EEPROM(6)Flash_Memory 2011年頃にやったDebug Expressのチュートリアルとほぼ一緒の構成です。その辺りのことはこちら(↓)をご覧下さ…

使いにくい所を直していく

『PIC_coloの操作手順』に出てくる、説明が面倒な部分や、同じ操作を繰り返し求める部分が気になっています。開発者なら当然のことであっても、初めて行うユーザに必要事項を細大漏らさず伝えようとすると、どうしても説明がくどくなってしまいます。また、…

PIC_coloの説明図を描いてみた

Inkscapeを勉強し直して、『PIC_coloのGUIアプリケーションの実行制御』を説明する図を描いてみました。 この図で伝えたいこと 一つ、PIC_coloコンソールがアプリケーション・プログラム(Hexファイル)を読み取り、PIC_coloデバッガがPICのFlashメモリ(0x1…

PIC_colo_Updateが動いた

着想を得てからそれが実現するまでの間に起こる諸々をつぶさにお伝えできれば良いのですが、大抵テンパっているのでそんな余裕は持てません。(^_^;) 連携する複数のプログラムを更新する作業は難航しがちです。今回もそうでした。 タイマー割り込みをポー…

PIC_coloをアップデートする方法を見つけた

PIC_coloのアップデートは、連携して動作する二つのプログラム(PIC_colo_ConsoleとPIC_colo_Debugger)の更新を意味します。PIC_colo_ConsoleはJAVAプログラムなので新しいプログラムファイル(jarファイル)を所定のフォルダに配置すればアップデート完了…

Custom_Frameの扱いを変更しようと考えた

『PIC_coloの手引き』(こんな奴↓)にPIC_coloの操作手順をまとめようとしています。 基板とソフトウェアだけ配布しても使って頂けないことは明白なので、頑張って作るしかないのですが作業はなかなか進みません。しかも、構想がぶれて書き直しになることも…

Pic_coloにRESETモニタ機能を加えた

Pic_colo_Thereminを5Vで動かそうとして、暫く嵌まりました。 VddをUSB電源(5V)から直接とって、DAC1のVref+にVddを接続するとPIC STATUSがERRORになるという症状に見舞われました。Pic_coloコンソールとPic_coloデバッガ間の通信異常です。何が起きてい…

User_Frameが良い感じに動き出した

先日、User_FrameからPICのメモリやレジスタに直接アクセスできるように仕様変更したのですが、良い感じに動き出しました。 (DAC_ADC用のUser Frame) 以下のコマンドを中段のText_Areaに書き込み、Sendボタンをクリックすると、結果が下段のText_Areaに表…

Pic_coloの仕様を変更することにした

Pic_coloには自由にカスタマイズできるユーザ・フレームが用意されています。 ユーザ・フレーム表示のON/OFFは、Setting==>Other==>CustomWindowをクリックして切り替えます。 (背景が水色のウィンドウがデフォールトのユーザ・フレームです) ユーザ・アプ…

PWMの動作をどうやって確認するか?

PIc-colo単体で動作する以下のプログラムをサンプル提供しようと考えています。 Lチカプログラム SW操作プログラム PWMプログラム DAC-ADCプログラム プログラム動作を確認しようとして、大きな欠陥に気づきました。 LチカプログラムはPic-colo基板に搭載さ…

CCP3の出力pinの設定で戸惑った

便利に使っているMPLAB® Code Configurator (MCC) ですが、時々『あれ?』と戸惑うことがあります。 Pic-coloのPWM機能のサンプル・プログラムを書いていたときのことです。CCP3のデフォールト出力(RC6)がUARTのTXピンと重なっていたので、RB5に割り当てよ…

Pic-colo試作基板が動いた

5枚のPic-colo試作基板を組み立てたのは10日以上前です。 基本モデルを2枚、WiFiモデルを2枚、LCDシールドモデルを1枚、計5枚を組み立てました。 早速動かしてみたのですが、Pic-coloコンソールとPic-coloデバッガ間の通信が動いたり動かなかったり・…

FT231XSを使ったUSBシリアル変換が動いた

1週間前に届いたPic-colo基板の組み立てを先延ばししてきました。 先ずは・・・ (1)ESP-WROOM-02をWifiのアクセス・ポイントに接続する。 ==>O.K. (2)MQTTでESP-WROOM-02からPC上のmosquittoにPubSubする。 ==>O.K. (3)PC上のJAVAプログラムからmo…

Pic-coloの開発は悩ましい

Pic-coloは、PICkit3を使った従来のPICプログラム開発環境とは異なる、新しいプログラム開発環境を提供しようとしています。<==構えはでかい(^_^;) 『これくらい出来なければ使い物にならない』という最低レベルの基準を満たすべく開発を続けてきました。 …

pickleでPICに書き込んでみた

pickleという、RaspiでPICの書き込みを行うプログラムがあることをご存知でしょうか?これです(↓)。 projects:pickle - wiki.kewl.org lvpにも対応していて、5V電源があればPIC16F1788に書き込むことができます。 その存在は前から知っていたのですが、積…

構造体名が見つからない

Pic-coloは、readelfの出力を解析して変数のアドレスやサイズなどの情報を取得しています。今までは、(便宜上)全ての変数をバイト型の配列と見なして表示してきたのですが、もっと見やすい形式に整える作業に着手しました。 これまでは v_int BASE e803 だ…

Pic-coloの回路図を描いた

当初は、Raspi-Picという名称を考えていました(I2C接続を考えていた)。途中からUSBシリアル変換ICを搭載してUART接続することにしました。その結果、RaspiだけでなくPCにも接続できるようになったので、名称を”Pic-colo”に改めました。今後はブログのカテ…