オシロジのアダプター基板を作り始めた
(2016.01.08)
オシロジ機能を拡張するアダプター基板の設計を始めました。
拡張機能の一つはリニア・アイソレート計測です。
現状でもAC100V直結回路の信号計測は可能(<==一回やってみた)ですが、RaspiごとACラインに接続する瞬間はドキドキでした。(使用しているACアダプターのアイソレーションを信じるしかない!)
気楽にAC100V直結回路の信号を計測できるように、フォトカプラを使った簡易版リニア・アイソレート回路を設けることにしました。
もう一つは小信号計測機能です。
現状は計測レンジが一つ(0~3V)で、mVオーダーの信号は計測できません。そこでゲイン10倍と100倍のリニア増幅回路を設けることにしました。二つのアンプをカスケード接続すればゲイン1000倍の増幅回路になります。ただし、単電源のDCアンプなのでオフセット電圧が問題になりそうです。
回路はこんな感じ
それを基板に落とし込む
5cm×5cmに収めるため、リニア増幅回路の抵抗も表面実装部品にしたのですが、どうやら金属皮膜抵抗に置き換えることができそうです。
少しやりくりして、こんな風に変えました。
まだまだ、あちこちに手を入れることになりますが、あともう少しです。